12月4日(土)大志連区地域づくり協議会の木村会長のご厚意により、避難所開設訓練を見学させていただける機会をいただきました。

今年度の防災訓練は一昨年から始まった避難所開設訓練の集大成と位置づけ、参加した一般住民の方に発災後の避難所ですぐに必要となる受付、パーテーション作成、簡易トイレ組立てと凝固剤処理を実際に体験いただき、各訓練終了後には気づいたことを班長に報告し、ステップアップを目的に開催されました。

9時の開会式前には、参加者に受付時健康状態チェックリスト(屋外一時受付)と避難所利用者登録票(屋内二次受付)に記入いただきました。

開会式後は1班5~6人の12班に分かれ、力を合わせてパーテーション作成と簡易ベット組立て訓練を行いました。各グループには大志連区自主防災リーダー会会員が班長として加わり、組立て方を説明、指導していました。今年度は当初計画の12式のパーテーションが揃い、アリーナいっぱいにパーテーションが並んだ風景は避難所のイメージが良くわかりました。

簡易トイレ組立ては大志小学校の防災備蓄倉庫に収納してあるCOMET1型トイレ3台と段ボール製トイレ数台の作成を行い、簡易トイレを使用して凝固剤の使用法を体験しました。発災時のトイレの配置など今後具体的な検討を行っていくとのことです。

今回の訓練を見学して、マニュアルがわかりやすく、一般参加された住民の方々にも避難所のイメージが理解されたと思われます。