11月24日(日)午前9時より稲荷公園で、八幡2丁目防災訓練を行いました。

大人、子ども合わせて約60名が参加しました。

2部構成で、第1部は八幡消防署の指導により5種類の訓練を4グループに分かれて15分ずつ行いました。訓練途中に消防の緊急出動の連絡があり、八幡消防署員が手際よく出動態勢に入り消防車が現場へ向かう緊張の場面がありました。

第2部は①災害発生時の行動シミュレーションで、八幡2丁目各班班長と自主防災組織委員が前に並び、大災害発生を想定して八幡2丁目災害対策本部を立ちげ、町会長は各班より被害状況の報告を受け、状況に応じて自主防災組織の消火班などの必要部隊派遣指示を出し、被害状況は模造紙に書き出し一目でわかるようにしました。この中には民生委員も含まれ、一人暮らし高齢者の被災状況を報告しました。全班報告を受けた後、災害対策本部より、この被災状況は市や連区の災害対策本部と共有すること、地震などの対災害が発生した場合は緊急避難場所(稲荷公園、雨天時は雲願寺)に集合すること、普段から近隣住民の顔がわかる関係作りのお願いがありました。

第2部②は希望者のみ避難所となる中部中学校に移動して防災備蓄倉庫の見学を行いました。倉庫には200人分の床に敷くマットや布団が入っているととと、地震で家屋が倒壊していなければ避難所は必要とする人が優先して使用できるよう、各自、水、食料、カセットコンロなど自宅で生活できるよう準備するようお願いがありました。

八幡2丁目は神山連区内39町内の中で、毎年地域住民が多数参加して防災訓練を行う数少ない町内です。基本的な訓練の他に、毎年独自の「町内会の防災訓練」を取り入れて素晴らしく大変参考になりました。