11月15日(日)午前10時より神山小学校アリーナで、神山連区防災訓練を行いました。

今年度は新型コロナ感染症対策で、参加者を各町内の町会長および防災委員に限定し、スタッフ、見学者含む80名で行いました。新型コロナ感染症対策として、参加者は自宅で体温測定(37.5度以上の方は不参加)・ゴム手袋配布・消毒液設置・マスク着用で訓練が行いました。

内容も一新し、従来の訓練中心のものから避難所にスポットを当て、講演と訓練の2本立てとしました。

講演は一宮防災ボランティアネットワークの伊藤善之さんにお願いし、「コロナ対応の避難所運営」について、避難所運営組織がないと何が問題になるのか?、避難所運営は誰が行うべきか?、コロナ対応の避難所のあり方などについて、約30分非常に重要なことを丁寧に説明されました。また、今年度作成の全戸配布された神山連区版ハザードマップの活用方法について、神山連区防災会スタッフより説明がありました。

訓練は参加者全員が体験できるよう、簡易トイレと凝固剤使用法実習とダンボールで間仕切り作成実習を行いました。どちらも大災害発生時には、すぐに必要になるもので、参加者は真剣に取り組んでいました。

避難所運営は神山連区にとって非常に大きな課題であります。今回の参加者は各町内の代表者であり、ひとりひとりや町内会単位で取り組む災害への備え・発災後の対応を含め訓練内容を町内に持ち帰り、町内の自主防災組織を通じて広く住民に伝わり、防災意識に向上に繋がることを期待します。