10月21日(日)午前9時~11時20分、大志小学校アリーナで行われました「第2回大志連区防災訓練」を見学しました。

世帯数約2000世帯、人口約5000名の大志連区で、大人182名、子ども55名の合計237名が参加しました。訓練はアリーナのみで、訓練は、①心肺蘇生・AED訓練、②避難所概要説明、③断水時のトイレ使用法体験、④防災ミーティングで各25分行いました。

他の連区では行っていない斬新なアイデアが多数盛り込まれ、有志で構成される「大志連区自主防災りーダー会」約50名がビズスを着て、約10名のグループのリーダー・副リーダーを務め、各訓練の進行を行っていました。この方々は複数年継続して防災に従事できる人で、かつ、多くの若者で構成されていますので理想的な体系ができています。

また、訓練内容にも工夫を凝らし、②と④の訓練では10名が一つのテーブルに着き、自助・共助についてアンケートに答え、その結果を皆で話し合う場と、避難所運営について、誰が運営するのか?どのくらいの収容人数があるか?避難所ではどのような問題があるか?などを皆で考えることを行いました。トイレ使用法訓練では凝固剤の使用方法の説明のあと、参加者がひとりひとりビニール袋に水を入れて凝固剤を投入してどのくらいの時間で固まるかを体験しました。

第2回防災訓練にもかかわらず、先進的な訓練内容はとても参考になりました。参加賞は約10回分の凝固剤(約300円)でした。